名鈴のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
たまに満つ気力体力すぐ途切れ交換間近のバッテリーのよう
16
もっと見る
ななかまど
書き出しの心という字の四画目インクの垂れて心騒ぐ朝
10
もっと見る
西村 由佳里
箱の中立ったまんまの鉛筆は色とりどりに我を誘って
8
もっと見る
コーヤ
萌えいずる 野辺が奏でる うたを聞き 初夏の趣 味わい歩く
7
もっと見る
コーヤ
陽にひかり 輝きみせる 街路樹の 若葉のそよぎ 可愛く踊る
7
もっと見る
音弥
助かると助けられると信じてもままならぬずして死ぬは無念か
12
もっと見る
桃山
和菓子屋の老舗の暖簾も懐かしく選ぶ心の弾みも嬉し
11
もっと見る
舞
滑稽で少し哀しい閉じてゆく物語りに棲むひとの世の吾
9
もっと見る
草木藍
出勤の朝には疎し雨なれど夜は雨音癒しとなりて
7
もっと見る
び わ
紫陽花がちらほら化粧始めおり吾は難敵雑草対峙
8
もっと見る
横井 信
動きだす列車踏み切り青い空 駆けだす朝の夏の坂道
9
もっと見る
橘
籠越の鳥に与えしのらぼう菜気が付き見れば丸坊主となり
6
もっと見る
うすべに
ものがたり 風がゆっくりドア開けるページ繰る音おだやかな午後
8
もっと見る
さいおん
由原野乃 雉乃形波 雖不所見 音乎之聞者 念和鴨
10
もっと見る
可不可
晴くもり雨かぜ移ろふ女ごころ 別に欲しくも莫いけどさ
4
もっと見る
KEN
木隱れに 鎌首もたぐ 蝮草に 何故に生きゆと 問ふ我もあり
10
もっと見る
つばす
やさしげな香りに惹かれ見上げれば 青葉くすのき花盛りなり
6
もっと見る
滝川昌之
新人の外線取り次ぎ滑らかに自信のついた鶯ごとく
13
もっと見る
ななかまど
かえがたき色がこの世にあることを艶を含みて牡丹の紅は
11
もっと見る
へし切
実りなき議論を重ぬる議会かな世も末なるやため息をつく
9
もっと見る
[1]
<<
175
|
176
|
177
|
178
|
179
|
180
|
181
|
182
|
183
|
184
|
185
>>
[627]