葛城のお気に入りの歌一覧
名鈴
またもこの 駒に乗るこそ 嬉しけれ 我を見る目の 素直に潤ふ
8
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名鈴
幾許立ちし 藻塩の煙 今は無く ただ山川の 水の行き過ぐ
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名鈴
来る秋も また来る秋も 居並びて 枝を重ねて 相もみぢなむ
10
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名鈴
羅生門 被衣の隙より 遠く見む 頼もしき背の 陰に隠れて
10
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茂作
かずかずの犯せし罪を見破りて 怒りの仁王吾を見下ろす
12
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舞
秋の夜はものこそ思え独り酒沁みては苦き酔いにゆだねて
9
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朝比奈
研修の加奈陀に於ける夏の日は僅か一夜で錦秋となり
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名鈴
いと早く 気色立ちたる 櫨紅葉 山の染むまで 残りな散りそ
11
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名鈴
さ丹つらふ したふ山々 薄紅葉 雨の後には 濃く色付かむ
10
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へし切
秋さびて 利休鼠の夕しぐれ 心の秋の侘びしかりけり
11
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ryotak
鼻避ける並木の道の銀杏よ、ふりまくさまは我が加齢臭
8
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普徳亭大崇
天が下 堂なく屋根なく かわらなく 浮世見つめる 鎌倉大仏
10
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茂作
竹の寺 案内の俥夫持つ自撮り棒 和服の娘と思ひ出作る
12
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朝比奈
枝々に張りめぐらするささがにの蜘蛛の糸抜く白露の玉
13
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朝比奈
枯草を燃やすにあるらし田舎道に白く棚引く煙芳し
14
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橘
好天の街はめざまし金土日マスクだらけの顔溢れ出て
10
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へし切
老い惚れば過去を慕ひつ夢に見る 若きは未来の夢を見るべし
12
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名鈴
何事か 君の心を 雲らする 眉を開きて 晴れらかにあれ
10
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名鈴
我が夫を 心に懸けぬ 折は無し 荒き風の音 聞こえたるだに
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茂作
畑道に殘る紫蘇の葉露しげく 衣を濡らす朝寒のころ
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