おじいのお気に入りの歌一覧
ながさき
透きとほる 秋の夜空の 山の端に 黄金色の 満月光る
14
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みをつくし
また三年 箙梅插す學び舎に 汝を見つめをり プレハブ教室
17
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横井 信
手と脚を大きく開き寝転がるかすかに残る夢のあと味
10
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KEN
峰かへで 染まる頃かは 瀧の淵 風澄む小夜に 深山を戀ふる
9
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ななかまど
草を引く妻が身を伏せ話しかく声をひそめてささやくは何
10
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舞
いつ頃かとどかぬものと知りつつも時に老いゆく月に伸ばす手
8
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名鈴
我身ながら 立たぬ葛は 相添ふる 君が心に 任せて撓ふ
13
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Chico
からせきのあればめがけてさかしらに 尖りゆくもの( 次 降ろします )
6
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みつむし
爪を切り耳そうじして日をまたぎなにごともなくひとつ歳とる
8
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わび助
霜降りの姿美しA5牛三切れで飽きるの人と同じね
3
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艸介
聳え立つ峰より高き入道に 畏怖さえ覚え時を忘れる
9
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みをつくし
言葉とて交はせぬままに一年が 凩の如 疾く經ち去りき
17
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みつむし
つややかに実りし苺出荷する酷暑の育苗報われる冬
10
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灰色猫
人という小さな器を砕きたい大地を捨てたわたしの踵
12
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安奈
もし君の「暇電いい?」の一言に意味があるならやりなおそうか
5
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舞
目覚めてはまたいち日に立ち向かう背を正しつつ朝日の街へ
9
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名鈴
会はぬ日は せめて文だに 行き通へ 朝露の墨 君の手元へ
10
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艸介
変わりゆく星を憂いて泣く人の 声掻き消して喇叭が響く
7
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名鈴
夜一夜の 虫時雨にも 心の外 君の声こそ 耳に響きし
8
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名鈴
君もまた 居待ちの月を 眺むらむ あはれと思ふ 心同じに
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