市川春水のお気に入りの歌一覧
もなca
やわらかな想いはあふれ 春色の紅ささずとも染まる横顔
81
もっと見る
夏恋
あの蒼いちっさな君のアパートの部屋をシチューの匂いで埋めたい
34
もっと見る
桜園
ことさらに冷たき今朝は花たちに水をやるのもはばかるほどに
30
もっと見る
あまおう
冬型の気圧配置の西側できみの台詞は「さよなら。」なんだ
24
もっと見る
三嶋
あの時の 目も合わせない「ありがと」が 五臓六腑を縛りつづける
16
もっと見る
舞
天上の花散る如く音もなく舞い降る雪にひと日埋もれて
15
もっと見る
三嶋
青春を食いつぶしても「十八」の響きを武器に今日 生きている
9
もっと見る
ふきのとう
病室の母を見舞えば手招きし小箱の菓子を吾にくれたり
33
もっと見る
みやこうまし
梅の芽のほのか紅らみ裸木に沿い春に呼応し身震いしてる
16
もっと見る
紹益
初戀の 人の面影 君に見ゆ 實らぬ戀は 今も昔も
79
もっと見る
夕 牛
街の灯が君との距離に似ていると気づいてしまった 綺麗、寂しい
3
もっと見る
文麿
白き舟百合を飾りし防人の歸る日なれどみなうち沈み
10
もっと見る
浅草大将
一人すむこころのままに匂ふかな君が便りの世をうめの花
13
もっと見る
まぽりん
七草の粥にせんとて若菜摘む野はめもはるの雪ぞ降りける
20
もっと見る
恣翁
雪解けの緑の水に架かる橋 渡らば袖に梅が香滲まむ
41
もっと見る
みやこうまし
裸木なれどつぶらな花芽つけている木蓮に見る春の胎動
13
もっと見る
ふきのとう
ふと見れば路肩に咲けるパンジーは雪どけのなか姿見せおり
17
もっと見る
詠み人知らず
水晶で透かしてみたらその脣淡いブルーの吐息に痺れた
1
もっと見る
恵
君からの賀状が一葉届きおり幸せなのだとうれしく悲し
13
もっと見る
夏恋
逝く夏に無残に焦げる赤蛍くすぶりながら舞姫が逝く
23
もっと見る
[1]
<<
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
>>
[26]