河のほとりのお気に入りの歌一覧
ななかまど
かえがたき色がこの世にあることを艶を含みて牡丹の紅は
11
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ななかまど
書き出しの心という字の四画目インクの垂れて心騒ぐ朝
10
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ななかまど
どの辺に並び立つとも人気店誘う匂いに先ずは諾う
8
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名鈴
夏の雪 垣に見るかな 卯の花の 清けき白さ 撓に続けり
16
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名鈴
好きならば 何でもやってみなさいよ 行ってごらんよ 会ってごらんよ
13
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名鈴
音に聞く 海の彼方の 君子国 鳳舞ひて 疫病止むらし
12
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名鈴
師は有らで 一人で学び 実求め 国の内外 一人見歩く
9
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へし切
昔へや今も恋しきしのぶ草なきにつけても恋ひまさりけり
10
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へし切
都合よき「総合的」と言う言葉 所謂 それは政治判断
13
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へし切
「20時だよ 全員撤収!」と張り紙の 皮肉も哀しい 緊急事態
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橘
優しさの裏の顔持つ病む心駆逐しなさい会うはそれから
12
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橘
注射など一本も打った事がない祖母の自慢も失せるやそろそろ
6
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橘
満足に逢う事さえも出来なくて恋人たちの夜は虚しい
14
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橘
ご気分の優れぬ気候菜種梅雨有耶無耶のうちに五月雨の時期
11
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音弥
砕かれて摩擦熱でもって燃え尽きろお前はゴミだ無用のモノだ
9
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音弥
還らざる命を悼み泳がする鎮魂の青は空埋め尽くす
13
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音弥
助かると助けられると信じてもままならぬずして死ぬは無念か
12
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音弥
「やあ、どうも。御精が出ますね」とっかかり畑仕事のノウハウ談義
10
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あぶく
冷えた手に熱く絡めた指はもう誰かの髪を撫でているかな
12
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あぶく
ぽつぽつと無口な父の問いかけの言葉をつなぐ遠き雨音
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