舞 のお気に入りの歌一覧
灰色猫
虹色のアンモナイトが浮遊する太古の海で呼吸したよね
12
もっと見る
行宮偏(仮之名)
ううあああ寒む寒む寒ーむでもこれがなんか冬至の醍醐味であり
8
もっと見る
荒野のペンギン
親として 最後の務めは 皮肉にも 吾子の通夜にて 喪主となること
13
もっと見る
ひげじぃ
新しき手帖めくりて縁側の佳き日願ひつ猫の爪切る
23
もっと見る
きくゑ
団欒の食材つまる市場にてそわそわしてる蛸の右足
10
もっと見る
千映2
柚子大根拍子切りでは食べられぬ夫の歯根に応じる薄さ
10
もっと見る
水色一揆
かやねずみ古き記憶のナビ駆ってこの毒の野を駆け抜けて行け
4
もっと見る
荒野のペンギン
おん祭り 無事に終えたる 大和路に 鹿の吐く息 白く残れり
9
もっと見る
洩矢転石
恋だった。息が白いというだけで笑ったふたり。恋をしていた。
7
もっと見る
うすべに
老人の背中にあつまる冬の陽に 掃いてあつめた枯れ葉もひかる
11
もっと見る
滝川昌之
弱き陽も冬の雀を遊ばせて霜柱など昼に溶かして
19
もっと見る
里香
初旅の 洗礼受けおり 猛吹雪 手袋マフラー コートにマスク
9
もっと見る
秋日好
相次いで寡婦となりにし隣家より気付かなかった物音聞こゆ
15
もっと見る
つばす
細面の素顔美人が居酒屋に 友との会話もへのへのもへの
5
もっと見る
ななかまど
枝の雪こらえきれずに落ちるたび軒は賑やか雪すずめ宿
15
もっと見る
望月薫
リボンかけ そっと忍ばすモミの下 煌めく天使 明日待つ寝顔
8
もっと見る
桃山
飾られて降誕祭のフィルツリー常夜聖夜を問わず輝く
20
もっと見る
トウジさん
雪まとふ南天の実は灯火かな行方暗きいすすく身には
10
もっと見る
恣翁
寒々と涸れたる川の網代木に 身動ぎもせで俯く鴉
17
もっと見る
水色一揆
あかぎれの足引きずりて実家めざす令和の娘 真幸くあれこそ
7
もっと見る
[1]
<<
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
>>
[653]