横井 信のお気に入りの歌一覧
うすべに
降る雨にむらさき流す お役目も終わりとばかり散る萩の花
12
もっと見る
滝川昌之
もの想う歩く棚田は黄金色染めて優しい秋の午後の陽
16
もっと見る
痴光山
鉛筆のタイムレースはミス急増 ボールペンで対峙へぢぢの「数独」
5
もっと見る
ななかまど
風に揺れ雨に打たれる乱れ萩ことば少なの人と見る庭
17
もっと見る
へし切
鶉鳴く古りにし里の秋風に尾花なみよる深草の宿
17
もっと見る
音蔵 雅秀
思へども 少なき故に ニュースだと 安全神話 揺らぎおらぬや
5
もっと見る
詠み人知らず
甘き夢 桃色雲に 舟浮かべ 漕ぐ手温もり 感じる寝息
6
もっと見る
小林道憲
雨ごとに気温下りて秋深し 惜しみつつ摘む 庭の花々
6
もっと見る
舞
焼き付くす 火も埋もれ火に 懐かしみ 触れては残る やさし温もり
7
もっと見る
舞
滴りて紅葉へ変える銀の雨落ち葉踏みゆくわれをも染めて
10
もっと見る
茂作
たまさかに食ふものにもが珠洲の海の 朝に採りたる蛸のつくり身
14
もっと見る
灰色猫
ゆっくりと深呼吸をくりかえしあなたが浄化する原始林
10
もっと見る
灰色猫
派手な花ばかりの森でひっそりとうつむきながらひらくすずらん
13
もっと見る
灰色猫
なぜ人は人と支え合うのかを学ぶ授業とてつもなく鬱
9
もっと見る
灰色猫
花という名前のゆびがあったのよ自然淘汰でなくしちゃったの
7
もっと見る
灰色猫
霧吹きを観測しました潤いを失くした月の静かの海で
8
もっと見る
夕夏
かきのみのへたむしによるじゅくせいにしぜんかんじゅくいくつのこるや
2
もっと見る
KEN
秋の草 刈る人の掌の ふしくれを 思ひつ登る 杜の階
12
もっと見る
萱斎院
あきの花もかれて果てつるわが庭の まつのみ青きもとの心と
8
もっと見る
へし切
秋は夜 月の頃には更なりと言の葉種を書きたむ 夕べ
13
もっと見る
[1]
<<
174
|
175
|
176
|
177
|
178
|
179
|
180
|
181
|
182
|
183
|
184
>>
[2054]