滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
退屈な歌の数々まき散らし自分へララバイ忘れてました
5
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煩悩
ワイキキで出会えるはずだったバナナボートだけが沖へ沖へと
6
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詠み人知らず
掌の釣り堀さながら釣り針に言の葉つらね釣りつ釣られつ
6
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藍子
空青し雲の流れる速さ見てぼんやり過ごす午後も楽しき
11
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舞
病院のベットに母は長き夜を如何にか過ごす胸は傷むも
13
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林林
眠りたいあなたに送る子守唄安らかなれと安らかなれと
23
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秋日好
予期された雷雨が届き暴れる夜眠れないまま意識が沈む
15
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秋日好
もう今はただ眠りたい深更にねだってみたい子守り歌など
13
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び わ
風吹きぬさらさら庭の木が騒ぎどーぞ風さん静かにしゃんせと
6
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詠み人知らず
此の度はトレーの底に四つ葉印見付け松ぼっくりの檄ととる
3
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詠み人知らず
永らえて標の色も日々に褪せ星の応えも瞬きに堕つ
7
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KEN
火の神の荒ぶる後の崖に立つ孤高のけもの咲く花を待ち
19
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詠み人知らず
瞑っても眠気がこない 張りついた疑念が温度上げてきたから
12
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横井 信
堤防の草の葉の音心地よく舞い上がり鳴くケリを見上げた
6
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幸子
初夏の街のにぎわい遠のいて吸い込まれゆく紫陽花の青に
16
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詠み人知らず
吉備の宮鎮座まします鯉山行く木漏れ日深く凛と神々し
6
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千映
爽やかな涙ぽろぽろ出る弔辞秀樹と五郎の愛伝わりて
6
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詠み人知らず
紅薔薇も墜つるや椿の如く落つ 今コンコルドいかが聞えむ
5
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詠み人知らず
いざ鎌倉 ひづめの音に掻き消され 今や苔むす切り通し馳せ参ず
4
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藍子
真夏日に額の汗を拭っては庭一面の草を抜き取る
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