コタローのお気に入りの歌一覧
千映
半世紀前の話題で盛り上がる緩和ケア病室の母子
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千映
昼食の介助も楽しと明るめの服で通いて母喜ばす
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千映
食欲の無き母の茶碗梅干しが頼みの綱のお粥の上に
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可不可
バーボンはクレメンタインといふ品が「いとしの」偲ばれて好きです
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青き銀椀
飛びし姿の大人に同じ白鷺の子は天翔けてゆける初夏
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青き銀椀
放哉の句集を枕元に置き独り臥す昼冷房働く
7
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あゆか
願掛けは一番高い杉の木にまっすぐ天に届く気がして
9
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西村 由佳里
もうあとは気力の問題先生の声に体を前に後ろに
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西村 由佳里
毎日のランチのあとのまどろみは今日はおあずけひたすらに描く
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源 漫
世の皆の木偶の動きて世にとられそのゆゑ聞けばおもむき足らず
3
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源 漫
春逝きて夏立ちにけり焼く空のすずしくかかる白き老い月
4
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ななかまど
丈ほどの赤き絨毯敷くごとく薔薇の花くずれ香はなれおり
3
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ななかまど
そで先の風軽くなる衣更え穂先こがねに麦し上げおり
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ななかまど
梅の実の葉かげにあおく実りおり日に日に遠し母の梅漬
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滝川昌之
穂をつける穀物の種 蒔く頃と暦の上にも田は水をはり
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滝川昌之
べっぴんの嫁は金星(きんぼし)二人して長く寄り添い輝きを増せ
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詠み人知らず
鮮やかに葉の間に映える花ざくろ引き立つ朱赤心ゆかしき
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もみじ☆彡
咲きつつも たゆし暑さに うなだれて 梅雨まちのぞむ 花手毬かな
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人三昧
亡き父の甚平を着る良夜かなしみじみと呑む辛口の酒
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滝川昌之
梅雨間近 水田の映す雲厚し ホワイトリンクにあめんぼスーイ
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