滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
和き笑み吾の目交ひに見せ給ふ固持せしものは病に失せしか
8
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詠み人知らず
よく似るも吾ゆ冷たく青白き生れて初めて握りし父の掌
13
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詠み人知らず
三年ぶり眼は活きて御座するも身はふた回り約まられたり
8
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夢士
見え隠れ傘をかぶりて雲の影窓辺に立ちて眺む満月
20
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夢士
そこここでケロケロケロと歌ふ声蛙の合唱うたのわの園
15
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へし切
改めて働く者を苦しめる易きと説ける法ぞ悲しき
19
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えこ
膝上のスカートはもう着れないとショーウィンドーに告げられる朝
7
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横井 信
あるがまま蛙は歌うそれぞれの音色に揺れる雲多き朝
16
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幸子
天空より層をなしつつ雲の湧き その筆自在に操りにけり
10
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詠み人知らず
グゥグルのストリィトヴュ当りまへ 「見知らぬ街」いま絶滅危惧種
3
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藍子
過ぎて行く季節の速さに残された我だけぽつんと置き去りになる
16
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糀
趣味じゃない本の次作も借りる理由なんてきっと断れないだけ
3
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詠み人知らず
競うなら落ちるばかりと知っていて整理券だけ貰いに並んだ
7
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煩悩
それぞれの奥義を極めて葉巻をへし折る少林サッカー
5
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詠み人知らず
通勤の車窓の君の横顔が 朝日を浴びてなんと美し
6
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詠み人知らず
台所 ふきの薄皮むきながら 醤油と酒の香ばしさに泣く
4
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舞
ちとせ経る言の葉美ましよろず代に想いをつなぐ萬葉のうた
14
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び わ
しっかりと足元みつめ歩みゆく高齢夫婦互いに支え
8
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秋日好
鼻の奥潮風沁みる初夏日黙し夫と波を見ている
24
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詠み人知らず
取り敢えず書いた校正ぶん投げて文字も足りない それでも 書いた!
6
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