inosannのお気に入りの歌一覧
もゆや
この世では二度と会えぬと知りながら別れの言葉は処理するごとし
4
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こぐまじゅんこ
悩み事相談できる友がいてすっかり気持ちもほぐれています
3
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あまおう
きみといる時をとめてもこの花の散る悲しさはとめようもない
22
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詠み人知らず
一人分の荷造りの手を休めてはその寂しさを埋めるためいき
24
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光源氏
慕ふれど心の冷ゆる春の朝ガラス細工のヒールのやうに
13
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いちにのパッパ
残業が空気を読まずやってきてホワイトデーに返せなくなる
3
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舞
絵馬毎に願い感謝の連なりて朝日に響く柏手の音
7
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舞
ささやかなたまの贅沢休日に妻と繰り出す千円ランチ
18
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れいこ
パリパリとめくる新聞音立てて春の空気は乾いているよ
1
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文麿
野の木々に新芽のぞきぬほわほわとこずゑを搖らし誘はれてをり
9
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もゆや
整頓が苦手ですとの通知表わが子はボールを愛おしく磨く
12
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あき
ふつふつと腹の中身は煮え立つがひっくり返すちゃぶ台がない
32
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遠井 海
薄ぼけていくジーンズが嘆いてる蛍光増白剤に染められ
5
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紫苑
灯を映すくらき川面のしんしんと肩いだく手をなくす花冷え
28
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桜園
慈しみ育てし花の一瞬に盗られしやうな空虚な思い
29
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桜園
やうやくに合格通知の来し朝に桜の蕾一つほころぶ
36
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桜園
両方の墓にまいれば暖かな陽のさしこめる彼岸明けの朝
28
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紫草
青空の眼にしみわたる春の日にさくらさくらと咲きこぼれたり
23
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詠み人知らず
菜の花の黄に並びたる白き花大根の花純白の花
9
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ふきのとう
選抜で健闘なせる春工は閉じる歴史に華を添えらん
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