石川順一のお気に入りの歌一覧
まあさ
いつまでも 語り続けて いたかった 十五の春の 夢物語
22
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工藤吉生
レストランのあえてあえての薄闇を太陽光の下にうらやむ
6
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詠み人知らず
Tシャツが破れたような傷なのに痛くないのか緋色の鯉よ
21
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蔓葵
おもひきや桜とみればひさかたの空に知らるる雪に逢ふとは
10
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bgvillea
墨染めて雨夜も懸かる雲の離りはたはたと行くわれのあすかぢ
5
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bgvillea
花は散り風吹きながれ星は降る止まねど絶えね綴れるものは
9
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片井俊二
コーヒーの香り立つなかレシートに詩を書きとめる安らぎのとき
14
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bgvillea
三十一と数へ来る間に散り急ぎ伝へ聞くより一人見む花
9
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夢士
雨止みて桜いかにと下調べ花も縮みて寒さ身に凍む
19
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夢士
恒例の桜祭りや雨降りて警備の人と一分の桜
19
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万陽
ぶかぶかの 制服に袖を 通しつつ得意げな吾娘の 入園の朝
20
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詠み人知らず
天霧ふ 翠微の様は 見事なり 黄昏時の 名残惜しさよ
6
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詠み人知らず
冬の霧 何方となく 現れし 棚無し小舟 漕ぎ隠れるや
4
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詠み人知らず
東雲に 微睡渡る 草枕 年古ごとに 身にぞしみける
6
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九條千鶴
立つ春に翼を広げ発つ雁は遠き故郷のまつを知るらむ
9
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藍子
母という文字に隠れた感情とあまりに違う父の感情
16
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まあさ
軽やかな 四月のリズムに 誘われて 紋白蝶が 舞う昼下がり
21
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なかしぃ卿
夜明け前街のパン屋の石窯の煙芳ばし眠き人あり
4
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大獏
大槌で鍛へあげた鋼のみ世界は刻む男衆の鼓動
6
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なかしぃ卿
夕暮れの向こう側にはまだ暮れぬ見知らぬ国の営みありや
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