幸子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
コスモスのなか園兒らの聲あがり色とりどりの花のみ搖れて
12
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滝川昌之
落ちるときかぶせて貰うベレー帽 親木の思いが守るドングリ
16
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夢士
うす陽さす秋の一日の即位の儀民に優しき今日の祝日
12
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夢士
袴つけ「大きくおなり」と親木から手放され来し椎の実ころころ
11
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詠み人知らず
密室の力学いじめの一丁目加害者四人教師失格
15
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ななかまど
谷のあさ栃の実ひとつ手にすればいずこにあるや母の竹籠
14
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神戸風見鶏
友が逝く病に倒る空のうへ故國への思ひ如何ばかりかと
16
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夢士
負けてなを称賛の声鳴り止まぬ平尾に届けと拳突き上ぐ
12
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夢士
被災地の心も知らで降る雨よせめて静かに大地へ帰れ
12
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うすべに
深まれば冷たい雨に濡れおちる 桜もみじの見る夢は春
10
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夏深
強がって真紅のバラで鮮やかに飾りましょうか辛いだけの日
13
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滝川昌之
画材屋の絵の具売り場に品薄の朱色が秋を描くのですね
19
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ななかまど
はやばやと釣瓶落としの柳かげ一日つむぎて吾が影と行く
14
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詠み人知らず
潮騷の砂丘の棚田に稻架高く能登の海鳴り遠ざかりける
16
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滝川昌之
秋に散る桜見事なフィフティーン世界八強成し遂げて散る
18
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千映
作物を育てる水や土までも悪者になる辛い天災
8
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舞
口もとに紅さす君を知ることもついに無きまま恋初めしひと
8
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滝川昌之
気を使い「行ってきます」と去る息子きみ待つ街に帰るとしても
22
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可不可
ハイドンの告別さながら一日また一日ほそりゆく蟲の音
7
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ななかまど
どのようなルールがあるか知らずともこころ踊らす十五の勇士
11
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