青き銀椀のお気に入りの歌一覧
弥栄成就
実は蝉 一月ほどは 生きている あわれな命 思い込みかも
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横井 信
八月の流星群を待ちわびて雲にかくれた静かな祈り
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うすべに
ぽんぽんと叩いてみろと祖母笑う わからなかった西瓜の機嫌
10
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滝川昌之
途中から遊びに変わる水撒きの子らが奪り合うホースきらきら
18
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千映2
せめて盆生花で飾る仏壇にご先祖様の魂華やぐ
8
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ななかまど
烏瓜フェンス登るをためらわずこれ幸いと球児いぬまに
11
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みをつくし
アチチチチ慣れぬ五右衞門風呂あがり 掛くる言の葉「ごゆるりと」
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可不可
珊瑚のロザリヲみたい カラスウリ 検索したら 妖しい華
7
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コタロー
錆び附ゐた腦のレールを走りゆく三十一文字の蒸氣機關車
12
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舞
いにしえの神話の国の語り部と酔えばなるなり父の満州
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名鈴
降る雨や 照る日に託ち 籠り居て 事等閑に 本ばかり愛づ
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び わ
教えらるコロナ先生人間の生活管理生きるマナーを
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コタロー
クーラーの眞下に坐り堂々と風に吹かれるうちの虎猫
10
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コタロー
外に出れば一氣に降りぬ蝉時雨傘を差せども漏れて濡れたる
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KEN
くくみらの 花ほの搖れる けはひして 秋のはしりを 探すひざかり
11
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コタロー
ギンギンの夏のシャワーを浴びながらキンキン冷えたポカリを飮みぬ
3
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名鈴
なまめかき 瑞枝を選りて 手向けれど 野墓に蔭なく 日に萎るべし
14
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横井 信
単線の夏の列車はまっすぐに一番星を目指して走る
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
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ななかまど
向日葵の十万本に見つめられ黙の重さにたじろぎており
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