ななかまどのお気に入りの歌一覧
恣翁
春の夜の出で湯に浮けば 魂だにも 海月のやうに揺蕩へるかも
20
もっと見る
トウジさん
今日もまたしたり顔してフードかよたまにゃ生肉喰わせろよおい
4
もっと見る
滝川昌之
新緑を小さな胸に溜めこんで親の燕は子育ての帰巣
14
もっと見る
痴光山
啼き終えしひばり落ち来る畑の先 立夏に霞む残雪の富士
8
もっと見る
トウジさん
雫うけ美粧の牡丹横目にし蒼然避けて小止みの町へ
5
もっと見る
滝川昌之
永く着て愛着のある冬コート クリーニングに出す春の好日
15
もっと見る
兎桃
氏神の神事に友も幾人か鏡の如く吾の老ゆる見ゆ
3
もっと見る
うすべに
散り藤の絨毯かすむこぬか雨 踏まぬようにと道端に寄る
12
もっと見る
萱斎院
来ぬひとを待ちつるよひのさくらばな 雪とぞふりしあとも消えける
6
もっと見る
横井 信
雨の降る前に急いで涼しげなきゅうりの苗を畑に植える
9
もっと見る
三條
子どもの声が人を殺すという時にわたしにできることはあるのか
1
もっと見る
茂作
照りあかる折りてもゆかん岩つつじ 散りし櫻のなぐさみにして
13
もっと見る
舞
喧嘩すも妻あることのありがたさ口はきかぬも出で来る夕食
8
もっと見る
なりあきら
恋すると 自分の一部 離れゆく 別の自分に 苦しめられる
4
もっと見る
音蔵 雅秀
目の眩み 金と権力 議員らは 嘘を重ねる 初心忘れて
2
もっと見る
トウジさん
政府言う労働人口足らないと現実知らぬ戯言聞こゆ
3
もっと見る
へし切
吾が宿の狭庭に 牡丹咲きにけり 花の姿に君を偲ばゆ
11
もっと見る
恵雪
いつの世も人の苦悩は如何ばかり 曼荼羅が説く仏の救ひ
7
もっと見る
痴光山
折々のこころに生るる何事か 言の葉に描きこころに見せる
4
もっと見る
うすべに
すわ来たか 南海トラフと身構える湯船のお湯の揺れにあわせて
13
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[1356]