リクシアナのお気に入りの歌一覧
まぽりん
藤波の影を宿せる池の面は緋鯉の背にも花ぞ散りける
33
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只野ハル
暑過ぎた五月の日落ち早過ぎる夕立が降る音量を上げる
4
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只野ハル
なななのか続く初盆過ぎたなら一人旅など思うこの頃
7
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千映
初孫の息子に貰った鯉のぼり愛が重くて矢車に絡む
10
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芳立
代掻きを終へて田の面に南より風が薫ればさざなみの立つ
12
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恣翁
初夏の 青葉の陰に沈みたる 午後の通りの 眠りたるかな
14
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へし切
春くれて山はほのかにあさみどり色をうつして咲ける卯の花
26
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灰色猫
五月雨の芝の桜や今しばし心休めていつか咲かばや
28
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幸子
皆知らぬネズミモチとふ名も花もその香のいかにかぐわしきかも
22
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滝川昌之
そのだるさ五月病かもしれません早めの休暇が処方箋です
20
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コタロー
朝風呂の後の散歩の清々し風に吹かれて空飛ぶここち
18
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KEN
ほととぎす 生き肝を裂き 泣く鬼の 聲眞似るかな 夜半の木隱
15
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舞
さつき晴れ北の街にも色咲けど淋しさまさるリラ冷えの夜
10
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Chico
きみがよも そら 飛んで ゆけ「 ちちんぷいぷい! 」隔てなく人のちかくに
14
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秋日好
左岸より仰ぐ鐘楼薔薇窓のシテ島景色は夢と崩れて
27
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葱りんと
令和までよく生きたねと本心を笑顔に隠し仕事場へ行く
15
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只野ハル
介護食作り続けたミキサーも使うあてなく汚れを拭う
11
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只野ハル
車椅子リハビリパンツ諸々をデイサービスに使ってもらう
6
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只野ハル
気が付けば花は終わりて葉桜にいずれも見れず春に母逝く
11
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只野ハル
平成の最後の夜に平静にひとり平生振り返りみる
9
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