雲海のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
清らかな泪を沢山こぼしたい それに溺れて死んでもいいや
16
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inosann
妻の中に長男いた頃思い出す今は懐かし 六畳一間
15
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夢士
実のごとく福良雀が数多つくパンとかしわ手ひと打ちで散る
5
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へし切
電線を止まり木にして椋鳥が寒い寒いと合唱している
16
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詠み人知らず
道端にふて寝している破れ傘 俺の人生アバウトだもの
11
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ふきのとう
湯たんぽを赤子のように抱き寄せて深き眠りに凍てつく夜半
16
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へし切
言の葉に揺れるこころを紡いでは観るといふ意の深きを思ふ
46
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五穀米
文字盤の黒き時計をはめる時日影に生きる者の優越
7
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へし切
何がなし夕暮れ時の窓明かり人恋ふるがに優しく灯る
18
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ほの香
急かるるを風に任せて生きよとて沈香の夜に時は諭しつ
12
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デラモルテ
小坂より四方の山並み眺むれば猛き峰々誇りにし思ふ
13
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詠み人知らず
ただ君が元気で大きくなるように 願ってつけた名前なんだよ
18
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舞
トボトボと家路をたどる千鳥足帰巣本能妻のもとへと
9
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詠み人知らず
鳥ささ身もりもり食べて肉つけて きっと貴方に復讐するね
10
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へし切
石を置き日がな一日暮らしおり嬉しくもあり侘びしくもある
21
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デラモルテ
冴え冴えし眞冬の夜の月隱す棚引く雲の白く透かして
17
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inosann
バイパスを走る車窓の満月が吾の行く手を正すよう揺れし
16
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みなま
後悔を反省にして旅立ったあの日のあなたが誇らしかった
15
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詠み人知らず
弱いのに孤独を好む性癖の 理由知るべく独りで飲むわ
13
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詠伝
壮年のあなたが遣う「ぼく」という一人称のとうといおさなさ
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