詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
お盆なのに きちんと迎えねばならぬのに 何故こうも気が重いのだろう
16
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コーヤ
萩野枝うす紅色の花つぼみ風に揺らいで秋来るを待つ
14
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風花
往来に夕げの香り漂えり醤油以外を当てんと悩む
19
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まぽりん
昨夜の雨むすぶ葉ずゑの玉露に紐や解きけむ朝顔の花
26
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まぽりん
賤が家に誰そ彼来しとしら露に笑みひらけたる夕顔の花
26
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純虚数
透明なめがねの向かうにゐるやうなあなたのことをもつとしりたい
11
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ながさき
1日も 早く元気に なられることを 筑波の里で 祈っております
74
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ながさき
うたのわの 友の憂ひに 吾は泣き 歓びあれば 舞をも舞わん
27
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詠み人知らず
大人には辛い陽射しも水浴びる子等には嬉しプールの日かな
17
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詠み人知らず
名月や君も何処で眺むると思えば楽し独り居の夜も
24
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只野ハル
気持よくない汗苦いだけのビール点滅するカーソルを見ている
11
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へし切
七月の夜はあやなし独り身の月影さやかふたたびに満つ
27
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千映
猛烈な 暑さの中に長崎の冷蔵みかん 届く幸せ
12
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ミミンガ
灼熱の 今なぜ咲いた シクラメン 日陰に移し せっせと水やる
13
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コーヤ
街路樹が鳴くかと思う騒がしさ三十羽もの雀さえずる
16
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舞
雨似合うお初天神相傘のふたり道行き濡れていずこへ
19
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風花
箱に住み箱の飯食み箱に乗り箱で過ごして終える一日
20
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風花
去る人へかける言葉の収まりしほどよき尺まで電車留まりき
17
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恣翁
葉を渡る風 息絶えて 太陽は 真昼の憂鬱深めたるかな
22
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矢車菊
ごめんねと言えばしずかに滲みゆくきみがおしえてくれたシリウス
14
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