詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
ひっそりと五弁の白き花一つ春の風受く叡山菫
20
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吉野 鮎
朝燒けの空に聳ゆる白き峰鳥群高く翔びゆく北へ
10
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まあさ
見送りが 辛いと弥生の 満月は ためらいがちに 隠れてほろり
18
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夢士
朧月頬に冷たき風ながる樒かほりて待つ春近し
17
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灰色猫
古の太陽神を崇めたる少年のごと太陽を浴ぶ
20
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inosann
親らしくあり続けんと子のために積たる月日のアルバム開く
27
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デラモルテ
朝日差す春の日差しに背伸びして片枝に咲く紅白の梅
15
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はまたいと
黙祷の 静寂の世界に ただ一人 静かならぬは このこころなりけり
9
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舞
幾千夜妻の寝息を聞き眠る闇のなかにも心安らに
13
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石川順一
皮剥けて水膨れとなり瘡蓋が小さくできる今日の朝かな
19
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九條千鶴
少しだけ 落ち込むような そんな日は青い空から 元気をもらう
12
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藍子
見つけたよ道端にあるタンポポの帽子が黄色くなった春の日
18
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千映
風花の舞いし夕暮れお泊りの母の帰宅を温き部屋待つ
14
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デラモルテ
仲春の朧に霞む十三夜まだ肌寒き小雨降る夜
16
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コーヤ
ペダル漕ぎ 触れゆく風の 暖かさ のどかな春を 胸で受け取め
32
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でこたん
一個ずつネットで買ったみかん食べ春が来るねと言いもしないが
7
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新座の迷い人
故郷の 山川恋し 叫べども空しく帰る 木霊ばかりかな
12
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石川順一
植えられし松に支柱の竹があるどんどの名残の鉄の網あり
16
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詠み人知らず
薄闇に紫煙ゆらめく箱ライブ 狭きに響む迫力に昂る
13
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みやこうまし
よくもまあここまで生きて来られたな 今更何を へのへのかっぱ
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