詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
野々花
折り鶴で作る小さなストラップゆらりゆらゆら飛び立つ気配
21
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さえね
湯豆腐をかすかにゆらしまたゆらす春の水面のごとき晩餐
11
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舞
色褪せるモノクロ写真触る指も老うとはいえど彩る記憶
13
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inosann
こもる子の責めるその身をいたわりつ言の葉えらびつ吾が意つたえる
25
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新座の迷い人
淋しやな 妻が我が名前 忘れたり 悲しくなりて 投稿すかな
15
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清泉幸春
あかつきに起き眺むれば飯豊山雪の光にかすむむらさき
5
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深雪
夕飯に 通いて母の温める 春大根の匂い懐かし
13
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石川順一
電器店跡地に軍手二つ落ち記憶の襞を弄り始む
12
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新座の迷い人
故郷の 先祖墓参を 思い立ち 幾年ぶりか 忍びて帰る
13
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滝川昌之
長崎の墓石にひかる金文字も献花絶え絶え高齢のなみ
14
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九條千鶴
突き立てる牙がなくては世界には生きた痕すらのこせないのに
7
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藍子
卒業の季節が今年もやって来た自分らしくと羽ばたいて行け
12
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詠み人知らず
鈍くても嫌われてるは分かります 負の感情は伝わるものです
16
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詠み人知らず
ちょいワル風 オヤジらバイクで 集結す 族にてあるか ただツーリング
15
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詠み人知らず
憚らず 独占の欲 晒す汝の 一向心 めぐし愛し
14
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デラモルテ
仲春の夕燒け空の明るくて晴れた夜空に冴える滿月
14
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コーヤ
春を装う 花の笑みと香 饗宴の 輝く野辺を 愛しみ歩く
16
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コーヤ
野に咲いた 菜の花蓮華 眺むれば 友と手折りし 思い出遥か
23
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美津村
湯気と埃に暗く熱気のこもる中けもののごとく鉄鋳る裸体
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己利善慮鬼
風を読み雲に言葉を書き写す弥生の青の旅は遥けし
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