inosannのお気に入りの歌一覧
只野ハル
液晶画面の曇り拭えどクラウドの彼方は見えず映る顔
4
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只野ハル
朝は来る必ずだけど長すぎる夜に疲れてため息ひとつ
3
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詠み人知らず
冤罪で実刑食らうCO2ならば世界でビールは禁止
5
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河のほとり
ゆく末にいにしへとなる今をなほほととぎす鳴く頃に偲ぶや
9
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恣翁
集ひける士と 琴弾きし座敷こそ 庭は草生し 埃積もらめ
21
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五穀米
街中に暮らせば見える鳥虫の生き死に隣家に子の生まれしも
7
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れいこ
プチプチをつぶして残り一つだけ少しためらいゆっくりと押す
3
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五穀米
家康を好みし若き日の父は江戸の治世を好みし父は
1
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みなま
梅雨入りも近しの予報に急かされて摘み取りし薔薇せめて香りたつ
11
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五穀米
ツイストを踊って見せた父若し六畳と四畳半の官舎で
5
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文麿
重たげに梢を搖らす六月は挫折の記憶肌に纏はる
7
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舞
雨の夜は音無く過ぎる妻のむく夏蜜柑の香の充つる部屋にて
9
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詠み人知らず
石鹸が小さくなるのと反対に「あなた好きよ」は増え続けてる
19
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只野ハル
レインやアンブレラが出てくるポップス唄いながら雨宿りしてる
2
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紫苑
病廊を曲がりきれない風のありかけぬことばの錆びてゆく午後
19
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紫苑
枇杷の実のいろづきそめし葉のかげをただひとこゑに鳥の鳴くなる
11
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詠み人知らず
すぐ分かる眼鏡外していたけれど君のとこだけ輝いてるもん
13
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みやこうまし
人はみな独りで消える 影ならん思わる我と対話しながら
13
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綿羊てんこ
運命の人なんていやしないってラプンツェルのごとくみつあみ
1
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綿羊てんこ
ジーンズの膝のところが飛び出てるそれよりずっと長く生きてる
2
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