珠海のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
俗人と違うと威張る俗物の ふつー過ぎてる 朝のトースト
15
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灰色猫
眠れない 一人の夜に 包まれて 水の音色に 耳を澄ませる
30
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愛
昨晩の君が愛しく見えたのは 街灯のせい 今のところは
5
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らぷみ
げきじょうのふたりであったぼくたちのかけらをうみになげて、終演
5
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せみど
二十歳の夜 吹き出ものに成るという にきびよ私を何者かにして
3
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只野ハル
卒寿過ぎても歌詠むと言いし人米寿で逝くを知る雨の朝
19
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朔夜
ひさかたに長らく逢はぬひとおもふ恋はたやすく愛はやつかい
5
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柏木 月
落ちてくる最初のひとひら君とならともに見たいと願ひ想ふる
5
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コーヤ
娘ごの微笑み見せる山茶花の静かに揺れる姿見つめり
15
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本能寺
三日月を伴に歩けば冷え冷えと 夜風吹くなりきぬかけの路
21
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雛乃
あの匂い忘れられずに今もまだ街でかぐたび振り向いてしまう
4
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新座の迷い人
朝起きて 東の空を 眺むれば茜に染まり 今日は晴れかな
14
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野々花
父母の墓石に供えていったのは人か小鳥か赤い実ふたつ
22
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ユキ
寒空にまだ見ぬ人のぬくもりを求めて歩む落葉樹の道
17
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都忘れ
薄青の 空のキャンパス 綿雲をたとえて作る 孫の物語
7
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ミツ子
あの朝にきみが吐いたあの毒が陽が昇るたびこの身を侵す
4
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呉竹の憂き節
ためしとて風にまかするもみぢ葉を憂しの言のみただ積もりつつ
5
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らぷみ
恋ではない 恋ではないがやはらかき声を風呂場で思い出す人
7
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西村 由佳里
夕焼けが日を追うごとに近づいて仲良くしようと手をさしのべる
9
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洩矢転石
おもいでがぼくの脚にからまって一歩踏み出すこともできない
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