桜ねこのお気に入りの歌一覧
雨月
日の射してくるりきらきら積もる砂「時が見える」と君が微笑む
8
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守乃みさと.
あの人と同じ香りの青年よ抱きつけてしまう距離に入るな
19
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美津村
釣り糸を垂らす男の傍らに水面見つめる白猫ひとつ
16
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ももちゅう
朝顔を褒めてはじまる月曜日 専業主婦の長い平日
20
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詠み人知らず
人はいつ思うのだろう今までに選ばなかった別の人生を
22
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西村 由佳里
まどろみをできないままに見上げればちかちか光る白雲の空
5
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浅草大将
あひ見てのあまきの夢の夢ならで現なりしはいつの一夜に
12
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潜鯰
笑む妻の輪郭をつつとなぞり泣く温もりのない遺影の硝子
24
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千映
母御帰還ディサービスの出来事を面白可笑しく勢い話す
15
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夢
歎けとて かへらぬものと 知りながら 尚求めては 悲しみを知る
2
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ミミンガ
味噌汁の味見でアチチ火傷した わたし主婦歴三十二年
16
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夢士
朝に咲き夕べに萎む花のあり親と子の株守り育てむ
22
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松本直哉
プウル掃除のいつかあそびとなりし子らしぶきあがりてわらひさざめき
12
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二厘
夏服は今日も買えずに雨が止み新宿御苑のたぶの葉そよぐ
5
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美津村
月光の夕べの空はさみしきに飛びゆく鳥のしぼり鳴く声
14
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みかるん
付き合ってもらえました!と皆さんに伝えることができる嬉しさ
8
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西原澪
なくなった薬屋の角あじさいが曇天の下風に揺れてた
13
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ミミンガ
寝る時に必要だから しまじろう 旅行の時はリュックに入れて
12
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へし切
雲居なす心もしのに月隠るぬばたまの夜は妹が夢路に
27
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ながさき
火の玉と なって散りたる 青春に 不戦を誓う 群青の海
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