Chicoのお気に入りの歌一覧
名鈴
奥山の 茸ら天下に 覇を唱へ 人を役して 栄えむとすよ
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千映2
亡き母の手形の色紙捨てました集合写真の母は笑顔で
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滝川昌之
あと数度定年までと社屋にて仕事納めを無事に通過す
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谷村思亜
大海に 泳げとクジラの肉体に 入れられしメダカの魂我は
7
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横井 信
良い年を信じて走るランナーの足音ひびく冷たい月夜
13
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KEN
凍えつつ おぼろの燈り 十三夜 眠る櫻の 淺し夢かは
9
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舞
枯れ木にもやや色残る冬の日に妻の手触れるそれくらいには
7
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灰色猫
夏休み自由な日々はまだぼくの心のなかを駆け巡ってる
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ななかまど
見においでカーブミラーの膨らみに犬ふくらんで猫ふくらんで
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波端
遠つ祖の日時計十二に割りたるを視る われひとり 覺めゐる眞晝
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さいおん
将忘而 不所忘尓 戀将息 猶不叶波 情常云物
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灰色猫
友の逝く母の友逝く懐かしき父の友逝く喪中悲しき
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ななかまど
障子戸を貼りいる父を想いつつ年の用意を小春日のなか
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わかばみち
あの頃の思いとともにある歌は聴けない歌に変わっていった
7
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横井 信
山の端へ沈む夕陽についてゆく鴨の背中に十三夜月
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住川幸
県道に古い社がまだあって私の十円もきっとそのまま
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舞
召還すま白の街を宝石の光りとなせる無垢の朝の日
7
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ひめくり
日めくりの薄く衣の厚くなり来る年こそと腕まくりなす
5
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吉野 鮎
あなたとは背中合はせを呼吸する隔てる霧中をじつとみつめて
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吉野 鮎
憶良詠ふ可笑しみやがて哀しみに 幾とせの世もひとは愛しも
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