由良のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
冷風に逆らい散るがさみどりの盾も美し彼岸花かな
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けにちん
早逝のカリスマが持つ情熱に僕らは世界を変えてもらった
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みつば
満月はわたしが食べた だからもう十月の夜はずっと三日月
4
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緋色
まちがいを正したあとの静寂をその人だけが明日と名付ける
52
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舞
大空の果てには在るや人の世の憂さの無き国雲を見上げる
11
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庭鳥
首都圏の土産代わりに台風は菊鉢連れて去ったのでした
10
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三沢左右
かなしみはつれなき空に詠みかけん 雲居に透きて雨と降るまで
14
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あき
このくちで編んだ呪いはするすると空気にとけてあのひとが吸う
129
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舞
秋謳う二十一首の宇宙ありその彩どりを愛でようた人
11
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紫苑
木犀の一途なまでに香り来る彼の街角に行き場を失くす
16
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たんぽぽすずめ。
雲の間に斜光の降りし階段へ天使を見たり収穫の秋
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光源氏
明日しらぬ我が身と思す夕暮れに名殘の月の松の下露
8
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たんぽぽすずめ。
麗らかに揺らす焔はつかの間で許す他なき曼珠沙華なり
8
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でくのぼう
語られぬ惨禍の町の悲しみを言葉にできず秋雲の下
14
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浅草大将
逢ふことをなみの枕の夜あかしのうらみに帰る小舟哀しも
10
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あき
笑わないことが好きだし、しゃべらないことが好き。嘘。そんなのは嘘。
17
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紫草
にべもなく拒みしあとの秋時雨 掌中の愛知る由もなく
8
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三沢左右
糸の目の数なかりけり涼やかに見る東雲の秋の雨粒
18
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たんぽぽすずめ。
自転車に君を乗せてた想い出の封を切るよに薫る木犀
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まがね
お洒落部屋特集記事見て真似をして空き瓶置いた、何かが違った
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