紫水大夫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ケンカしてべそかく我をカルピスでなだめし母の声思う夏
5
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芳立
とほからぬ幼の耳になつくさのしげくや聞きし四十なる日を
9
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芳立
なつかれていつと知られぬたちあふひこむらさきなる君を待つらむ
74
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きりあ
いつまでも枯れない花でいますからどうかあなた様もお元気で
14
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浅草大将
風もなき夏の家路は足引の止まぬ暑さが背に圧し掛かり
14
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光源氏
見わたせば夢も心もなかりけり筆のすさびの秋のゆふぐれ
12
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光源氏
咲く花に思ひを寄せし歌がたり散る花にこそ心を込めて
24
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でくのぼう
朱音空命燃やして染めあげし戀の旅路の果てることなし
26
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ゆかりの
病む心 閉じ込め沈めた箱の中 僅かな泡が在り処を囁く
4
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聴雨
何もかもうす紫にほの見ゆる虫の音しづか晩夏の庭
18
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浅草大将
あるじなき屋戸の庭面を草しげみ蛍ばかりぞ人招くらし
14
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舞
振り上げた拳の先に妻や子の顔が浮かんで また揉み手する
5
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舞
缶ビール一本だけで簡単に自白させる気 君が好きって
4
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舞
来不方の空高くして寝転べば今ここにあり十五の心
5
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紫苑
はかなげな雛鳥を掌で抱くように小声でうたう「友達の詩」
18
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光源氏
磯づたふ千鳥の姿 今はなき能襃野の里は雨に濡れゆく
16
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詠み人知らず
千鳥舞う千代崎の海まぶしけれ波のまにまに千鳥きらめきつ
18
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山桃
積雲のわきたつ見れば今年もや心こどもの夏のただ中
15
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恣翁
街中を 男兒數人 驅け拔けて 熱き空氣の 掻き廻されつ
23
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杏子
娘住む 街の気温 気になりて案ずる思い 真夏に溶け行く
5
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