滝川昌之のお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
カラカラと陽気な音に誘われて枯れ葉転がる脇道を行く
13
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幸子
退屈など許されぬものと思ってた点取虫の魂は百まで
16
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菊いも
寒き朝探し求めし生母に逢う小さき爪は我が手のごとくで
5
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菊いも
時期遅し一筋で来たと鍬を振る卒壽の婆に種まき習う
4
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夢士
夜の更けてスコッチ片手に見るテレビ厚き黒壁ノーサイドの笛
13
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可不可
独りで?誰かと?観るたび違ふかも ヴェスパの色やジェラートの味
6
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夢士
山と積むカードに残る人の顔四十年の苦楽の歩み
13
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夢士
上と下静まりかえる日曜の午後のひと時二人の世界
13
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詠み人知らず
ここ一番攻めも守りも十五尺男生意地を土俵にかけて
11
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詠み人知らず
山茶花の垣根の果てる曲がり角折りて馴染みのカフェの芳香
13
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つちだゆういち
週末にディスコにバーを彷徨うも出逢う人たち名乗るは仮名
9
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煩悩
ガールズ雑誌に載るほどの君でもフォトショップの修正は否めない
6
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舞
ねぐらへと帰るカラスの鳴く声を背なに聞きつつ吾れも我が家へ
5
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び わ
一輪のゼラニュウム赤く庭の隅厳しき寒さよく耐えており
5
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KEN
霜月の みなみの夜空 つつみ星 こころ洗へよ 音無き音で
14
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秋日好
前半で勝ってた日本は後半でいつも息切れ英国ガンバレ
6
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城南
斯の道は上より流るる大河なりわが言の葉を浮かべ託さん
6
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秋日好
半分に見えた白月鈍色に映える頃には十日の眩しさ
15
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秋日好
半月の昇る東に真夏よりくすんだ色のクレマチス花
12
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城南
町眠るときひとりみた獅子の露重ねて望む星の降る夜
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