デラモルテのお気に入りの歌一覧
市川ありさ
胸に咲くしんくの薔薇を踏み潰すこの程度なら私は平気
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夏恋
お遍路に行った君からメールきて胸にじんわり染み込んでくる
2
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みやこうまし
色づける枯れ葉の道を踏み行きて秋の褥に心癒さる
9
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桜園
朝の陽に羽化せし蝉のしずまりて息するごとく翔伸ばしゆく
24
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筑紫
秋空の風に踊りし紅葉の頬を赤らめ明日誰と舞う
5
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ふきのとう
地図上に友の住む地名見つけたりいつか行きたい電車にゆられ
13
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紫苑
冬薔薇なにゆゑ芽吹く過ちのゐたみはやがて身に降るものを
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紫苑
片明かりに透かすまなこのちかぢかとやどる笑まひのやさしかりしも
4
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紫苑
たまゆらの藍のはかなし萎れゆくあさがほの蜜くちに含めば
18
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聴雨
学び舎を友と抜け出し風の中あらたな花に出会う嬉しさ
20
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夏恋
潔癖なつもりの女子は知らぬだけ心が二つに裂かれる恋を
7
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紫草
冷えきったさびしがりやの君の指わが手のひらへ熱き花唇へ
12
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舞
アルバムの見知らぬ笑顔夢望ぞむ瞳見返す時を隔てて
10
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ふきのとう
駅に待つ茶色のコートの迎え人いるはずもなき亡き母に似る
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まあさ
ブランコが搖れて戻つて靜かに止まる私の氣持ちもさうならいいのに
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あまおう
なんとなく惹かれるひとが二人いて孤独の淵へ堕ちないでいる
19
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月夜かぐや
2割引 ペットショップの 仔犬たち 君とわたしは どこか似ている
7
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ふきのとう
やわらかき光射し込む小部屋にて彼方の友に文したためる
12
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聴雨
あやしくも薄衣まとひ闇に咲く滴るほどの白は誰がため
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聴雨
水底に揺らめきながら沈みこむ淘汰されゆくほのかな思い
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