inosannのお気に入りの歌一覧
falcon
「神ながら言挙げせぬ」と歌はれしこの国を見る冷房の内
5
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詠み人知らず
こおろぎの声を夕餉の前に聴く少し漏れ出る安堵の吐息
12
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みなま
ああ神よいるならあたしを連れてってもいちど睦みあえるせかいへ
6
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舞
こぬか雨潤う並木御堂筋たわわに実のる銀杏も濡れ
3
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みなま
わたくしの半身はすでに朽ち果てて残りは彼を恋うるばかりで
8
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詠み人知らず
廃棄場のマネキン無月に晒されて 痘痕を白で塗られて泣いた
13
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詠み人知らず
獅子ごとく秋の雨鈴の鳴叩きすすき怪しく喘ぐる穂先
2
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ビビ
ぼんぼりが照らす水面に揺れる影 中島川を眺めるふたり
6
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まがね
鈴虫が「嵐は去った」と告げている「扉を開けな」と月を呼んでる
6
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夏恋
地蔵盆過ぎて休暇を終える子よ夏のアイスの後には受験
7
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住川幸
鈍色の海を東に行く船は薄鈍色の波上げ進む
2
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紫苑
半欠けの月よみを抱くここちしていま生まれくる水の中の環
11
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詠み人知らず
影踏み出来ないよ寄り添っていたいんだ青臭さい影法師背負ったな
2
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いちにのパッパ
後輩に少しおごって感謝されその気になって帰る道かな
3
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あき
安らぎはサザエが連れていきました。風呂に入って、もう寝なければ。
8
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只野ハル
退院の父に恵みの朝の雨なんで洗濯干してるのかな
3
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只野ハル
弟が訪れ来れば父親の一日早い誕生日祝う
3
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只野ハル
久々の雨の朝には蝉鳴かずガラスを伝う滴を見てる
9
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小林道憲
子供らの忘れしボール 草原に ひとつ残りて夏は終わりぬ
25
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只野ハル
細切れのスキマ時間にできること歌を詠むのもありかと思う
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