デラモルテのお気に入りの歌一覧
聴雨
ゆく秋の夜を惜しみて滲みたる妖しきまでに匂やかな月
16
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紫草
白光の灯り映せり鏡には冷えたふたりの夜が留まる
12
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光源氏
音たえて幾夜みだるる未練花さびしくうつる夜半の月かな
14
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まあさ
ささやかな夢叶ひたり 地方紙に我が歌載りて 心にハナマル
21
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舞
時折にそっと触れたる古傷は開かぬように治らぬように
11
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詠み人知らず
秋風に揺れる秋桜見つめれば 思い出だけがただ美しい
6
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聴雨
電飾のあまた燦めく木々の間にしづかに色ふ月のかんばせ
9
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聴雨
いかばかり思ひ重ねて朝咲く露ににほへる白菊の花
15
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詠み人知らず
しらす雲海にもまがふ白波にまどふばかりのはつかなる月
9
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kaya
少女らの額に付きし濡れ髪を風が撫で行く日盛りの午後
10
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更紗
道ならぬ 恋に終わりを告げた朝 窓を開ければ一陣の風
50
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紫草
ちりちりと燃ゆる炎を眺むればひとり笑いてそっと静めり
10
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詠み人知らず
春風に空のゆくへをたづねても戻らぬものの名のみささやく
54
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紫苑
老いてなほはだへ恋しと詠むひとに和みの日こそあらまほしけれ
14
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光源氏
戀ひわぶる川の淵瀬は定め無き葦刈り小舟ゆくへ知らずて
8
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水葉
十三夜今宵は灯りを持たずしてとろりと夜に抱かれるもよし
36
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詠み人知らず
高熱の浅い眠りに水滴の 幻聴ありて水を求める
16
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舞
はるかから天使の羽が降るように音無く積もる君への思い
155
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月澄
春立ちぬ薄日も雲に冬ごもり潮垂る袖に雪はふりつつ
13
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紫苑
背をむけ衣かき寄せる別れどき襟なほす手のふとためらひぬ
14
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