滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
夕闇に白く浮かんだ水仙の花は見送る小さな灯り
14
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うすべに
正直に問い詰めないで せつなくて うまく言えないほんとの気持ち
10
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可不可
ファミレスで同い年の輪を横目に エスプレッソでウタノワ開く
6
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ななかまど
それぞれに故郷を去る新幹線気遣う顔の一人となりぬ
8
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つちだゆういち
ジレンマよいかに愛せど振り向かず乙女の心対岸のよう
8
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藍子
実家へと帰る主人の留守の間に娘の家を喜び廻る
14
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紫草
炬燵には五人の足が飲み込まれ誰の足にも当たらぬ不思議
12
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つばす
おじさんの思惑をよそに勘定す去り際あっさり午後三時半
3
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詠み人知らず
櫂静か論語初読み閑谷の森突き抜けて青空高く
14
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橋本弘行
梅の余香頸も揺れます白ショール晴れ着ほどけばあたしのコクよ
1
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詠み人知らず
平凡な暮らしを保つ体内の消化器官に命預けて
5
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つばす
立ち飲みで一人飲みする娘さん大ビン片手におっさん化かな
1
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秋日好
三楽章だけ聴かされて終章を心が求める小寒の夜
15
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煩悩
この世で実現できないすべてを笑う溶けて汚れる雪だるま蹴る
5
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つゆふみ
平成の時代の次は戦国とほのめかしてる彼の頬ジワ
5
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さえね
初春を言祝ぎにけり終わりゆく平成最後のはじまりのあさ
8
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び わ
野良仕事今年も夫婦生き合わせ野菜や花を育て楽しむ
7
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詠み人知らず
初夢に 亡き子の姿 懐かしく 孫にかさねる その面影を
4
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詠み人知らず
新春に 宅配送る 老母のもと 絵心経手拭い 文化足袋
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舞
山茶花の落ちるばかりの紅の花の色映ゆ冬の青空
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