デラモルテのお気に入りの歌一覧
舞
紅葉なす黄や紅いの遠山に降るや音無く細々雨霞める
4
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光源氏
冬の夜の暗き寢屋戸で泣き伏せどやがて夢見の春が來るらむ
17
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ふきのとう
線香のかをり漂ふ靈園に父母と向き合ひ今を話さむ
16
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夏恋
もう駄目ねあたしの何かが壊れたわ修復しても痛いまんまだ
10
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紫苑
白樺の梢をゆらす風を聞くあなたの耳は小鳥のかたち
18
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うさぎ
サザエさん見ながら食べる夕食は世界で一番幸せだと思う
4
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桜園
遠き地に住む友の身を案ずとき思いは友のそばに馳せゆく
24
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遠井 海
「暑いの」と言い訳してはすぐ全裸 脱ぎ魔五歳のお尻ぷるぷる
10
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十七
風吹けば 冬の足音 耳に凍み 今は暫しと 眠る木々かな
5
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舞
家々の夕餉の香りそれぞれの幸せのあり窓の灯りに
14
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南 骸骨
花びらの枚数数えて摘む姪の花占いは思い通りに
12
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たんぽぽすずめ。
たんぽぽの綿毛になってあの人の頬へ乗れたら消える遠距離
19
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浅草大将
ゆく秋をしばしとどめよ初雪の降りやま里に残るもみぢ葉
15
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舞
熱燗の温もりに酔う秋ひと夜満つ月影も色柔らかく
15
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はな
たいせつな想いあつめて飛ばせたらどれかひとつは届いてほしい
7
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聴雨
訥々と湧きては落つる一言に似てふり初むる小夜時雨かな
8
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光源氏
惜しむらむ君の心を不知火のい尽くす果てに見やる月影
16
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桜園
ただひとつ葉陰に残りしかりんの実蜂蜜につけ命をいかす
20
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詠み人知らず
小春日にふとん叩きのぱんぱんと 母の記憶と直結してる
16
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遠井 海
やさぐれたあたしの胸に遠慮なく飛び込んで来た突然の雨
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