詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
御宿川蝉
海原に 月影映し 昇り來る 月の砂漠の 秋の明月
8
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茂作
磐餘池鴨住む水の無き今日は 如何でか皇子の思ひ知るべし
13
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横井 信
稲刈りのすすむ棚田の秋の夜の月のあかりに踊る白鷺
14
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武蔵野
コロ中の ワクチン接種 二回目も 同じ顔ぶれ 同じ時間に
5
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きくゑ
十六夜の月のふもとで輪になってスマホ眺めて神楽鈴聴く
12
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へし切
法師蝉はや鳴き止みて 世の中は 朝な夕なに秋深みゆく
18
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茂作
墓參りみんみん蝉のひとり鳴き 隣家の半坪更地に變はる
16
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河のほとり
かなしみはかくこそありけれ白雲の立ちてもかつは風に消えゆく
14
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きくゑ
目眩く呼び名たくさん持つ月は百面相に疲れて眠る
6
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へし切
暮れかかる 宿に吾妹を思ひ草 臥しわびぬ身の夢をつたへよ
10
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滝川昌之
脱衣場の温み求めて入り来ては庭へ帰せと泣くかコオロギ
17
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横井 信
満月の夜を濡らした雨の跡 きらめく道は朝の青空
14
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茂作
栗の木は遠く昔の秋津島 なりはひ語る太柱となる
14
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滝川昌之
ソワソワと落ち着かないのは同じだと土手の芒と名月を待つ
17
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へし切
名にし負ふ この望月の麗しき 心に見へし君が影かも
17
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恣翁
月を見て思ひ馳せたる彼のひとの 野辺の送りに見し彼岸花
18
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横井 信
ゆっくりと空をみまわす月の無い工事現場に秋虫の声
15
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茂作
君思ひ眠れぬ夜は庭に出で 撫子摘みて瓶に生けまし
16
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武蔵野
夕方に お散歩をして すっかりと 秋を感じて 今日は満月
8
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滝川昌之
「見たこともない葡萄でしょ」墓石にシャインマスカットなどを供えて
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