四季野 遊のお気に入りの歌一覧
浅草大将
わが想ひつげの小櫛をさすたけの君とひとよをすき合ひてしが
17
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浅草大将
夕されば色なき風も紅さして今宵誰とや秋を語らふ
18
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浅草大将
幾千度夢に求めしくちづけのせめて一度うつつにぞあれ
13
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メガネ
アスファルトに惑ひし蝉の幼虫を大きな幹の木にそっと載せ
18
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佐々一竹
風まかせの旅はどうだい飛行船メビウス号の軌道を思う
11
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浅草大将
青丹よしならぶ川面の恋の灯の溺るる夜をなど忘らるる
11
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浅草大将
はしなくも思ひ至りぬ武士のうぢの流れもやがて絶ゆるを
7
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メガネ
ますらをのいのちかさねてまもられしやまとしまねにわがいのちあり
23
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井左美
天地に祈る朝影いとおしく君に触れなむ心抱きしむ
4
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粕春大君
月のたつ夜はわびしけれ闇に臥しわが身ひとつを手枕にして
18
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浅草大将
誰か知る秋にありきもまたよしの山の眺めの桜紅葉を
7
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たんぽぽすずめ。
一つだけ 朝霜溶かす紅椿触れては思ふ 君のくちびる
11
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粕春大君
桐一葉落つるを見たり街道の粉塵のうちにも秋来たるらし
19
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紫苑
結ぶ手にいのちの息吹き流れ込みわれ生きゆかむ「愛しています」
9
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浅草大将
ひたぶるに思草ならくゆるともいよよ燃え立つ相思草
8
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浅草大将
我が恋は磯の栄螺の壷焼きの焦がれて果ては身も蓋もなし
15
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たんぽぽすずめ。
群青の雫を凜としたためてふる家の壁を満たす朝顔
13
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浅草大将
たまきはる心も空に逢ふことはかた割れ月を池に眺めつ
11
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粕春大君
み山田の穂の上にとまる蜻蛉の羽ゆらす風に秋きたるらし
13
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浅草大将
よしあしもかり初めぶしの君なれどなどてひとよを限るべきかは
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