詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
八重に咲く 花をみるとき 華やいだ 母の顔など 思いだしをり
8
もっと見る
行宮偏(仮之名)
真の闇 かたちなき場に いのちあり 呼吸神韻縹渺として
10
もっと見る
青き銀椀
だるまさん転びて遊ぶ子供たち 私も遊ぶ だるまさんが転んだ
7
もっと見る
へし切
神さびぬ 春 緩みゆく 蝶番 扉ひらけば はつなつの風
29
もっと見る
灰色猫
春を終え桜も終えて君だけがわかってくれた夢を終えよう
25
もっと見る
つちだゆういち
新卒のひよこみたいな君憂いシフトを増やし残業増やす
11
もっと見る
青き銀椀
今日は窓を開けし喫茶に風の入るは遠く匂へる山など想へて
15
もっと見る
滝川昌之
ドップラー効果のように連休は近づくときの高まりがいい
26
もっと見る
陸奥
何事も 蹈み出せないで 立ち止まり 今日も一人で 地團駄を蹈む
10
もっと見る
行宮偏(仮之名)
障壁の生成破壊くりかえし元気に遊ぶ子供たちかな
10
もっと見る
朝野沙耶
蝋燭の燈り頼りに夢現微睡みの中貴方を探し
15
もっと見る
夕夏
へいせいのふしまつすべてみかいけつれんきゅうあとにわすれされよと
7
もっと見る
び わ
さーこいと雑草たちが待っている多勢に無勢吾はひとりで
12
もっと見る
磯山武士
雨ならば畑に出れぬとふるさとの父母を思ほゆ穀雨となれり
12
もっと見る
デラモルテ
春雨の靜かに降りて雨上がり春の限りの風吹き止まづ
15
もっと見る
行宮偏(仮之名)
山麓はなお隠然と気を湛え陶酔を呼ぶ緑香満てり
12
もっと見る
横井 信
庭石にひとつふたつと雨粒の染みを数えるみどりの楓
23
もっと見る
縫
君を見てたやすく笑う僕を見て君が笑えばいいなと思う
14
もっと見る
陸奥
死にたい と 常々想ふも 叶はずに 怠惰に生きた この十二年
4
もっと見る
陸奥
責任を 負ふのが怖くて 平社員 いまだに私は コピー係
3
もっと見る
[1]
<<
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
>>
[965]