珠海のお気に入りの歌一覧
矢車菊
少しずつ秋の別れは濾過されて星のきれいな冬を迎える
28
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白黎
「眠れない」という言葉を舌の上で転がす君は宇宙を彷徨う
7
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らぷみ
真夜中に水溶性の目を連れて水溶性のあなたを尋く
4
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白黎
愛してる、好きだ、と言われたことのない 私に甘い雨よ降り注げ
10
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らぷみ
フラットに渡すべきこと 醤油差し、旅のお土産、さよならのキス
10
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矢車菊
あのひとはタッチライトを消すようにぼくを忘れてしまうでしょうか
20
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柏木 月
「しらゆき」とわたしを呼ぶ方今いづこ殘り香だけをここに殘して
3
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大さん
はじまりに終わりを見てた いつの日か濁った水は澄んでいくのか?
30
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詠み人知らず
つま先に雨が滲みこむ靴でさえ 楽しみたいと 思う日もある
24
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裕二
久々にきみを見ました 思ったより記憶のあなたと似ていなかった
3
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詠み人知らず
来ぬ人を思案するよな顔をして過ぎ行く人を目で追う猫よ
16
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みずたけ
冬の夜の澄んだ空気に空いた手よ寒々しさが増すばかりかな
4
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ハル
いつの間に「終日禁煙」になったんだ今日から僕は除け者になる
5
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たけくらべ
うたかたの恋とは言えど我が胸のときめきぞ知る罪の深さよ
4
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矢車菊
蒼穹の三日月のやうな横顔で本を読むのが好きなひとでした
18
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雛乃
少しずつ冬の気配が訪れて別れの季節が近いと知る
10
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野々花
晩秋の冷たき風をしなやかに流し色濃くのこんぎく咲く
13
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舞
若き吾れ若き妻あるアルバムの止どまる時の疾くに無情に
11
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成瀬山水
紺色のスカーフが知る青春はもっと自由に縛られていた
11
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野々花
手に乗せた枯葉に匂う冬の色 さらって風が南へ渡る
10
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