横井 信のお気に入りの歌一覧
うすべに
つわぶきの花をめぐって蝶二匹 恋の季節のきいろいダンス
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ななかまど
呼びもせぬカメムシ窓に張りついて悩ましきかな冬来るまでは
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千葉 甫
伸びている飛行機雲のふやけつつ次第に帯びる夕映えの色
8
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睡密堂
他愛ない話で笑いあううちに鎮火していく些細な怒り
11
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こぐまじゅんこ
やりたいことどんどんやっていかなくちゃあと二年たてば還暦だもん
7
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へし切
秋ならぬ夏日を思わす陽射しにも 朝夕寒し冬隣りかな
14
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凌霄花
見渡せば錦濃淡広ごれる吉備の平野は秋急ぎ足
16
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なりあきら
秋の夜を ただいたずらに 起き明かす 窓に滴る 露を見つつも
6
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こぐまじゅんこ
おいしいとさっちゃん足を上下するトントンはずんでごはん完食
7
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音蔵 雅秀
雲もなく 陽の燦々と 降り注ぐ 冬入る前の 安らぎの時
9
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音蔵 雅秀
雷魚釣れ 引き込まれむとし 竿離す 幼き頃に 時の逆巻く
6
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茂作
立ちかへりまた來ん時もあるものか つくづく見なん隱岐の島影
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舞
駅横のビジホの部屋の独り酒もの思わせる鉄路鳴る音
8
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び わ
準優勝囲碁サークルで受賞する無心の結果楽しみながら
6
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夕夏
わいわいとせんしょくたいがどうだとかわいのこだけどあなたいがいも
4
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杜鵑草
岡山を出づる特急「しおかぜ」のすゑは松山波を追ひ越し
11
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結緋
父母の いないこの世を 独り往く 寂しくもあり 愉しくもあり
4
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空き缶
あばら骨折れた自覚はあるものの我が身代わりは誰ぞ居なくて
8
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うすべに
吹き寄せた落ち葉を鼻でかきわけて 散歩の犬のかるいあしどり
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滝川昌之
エスコートキッズのように手を握り晴れ着のママがゆく七五三
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