御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
武蔵野
誰にでも 逃げ出したいと 思う時 あるよねホント ブルース奏で
5
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可不可
人じみた生き物あふれる絵巻こそ 己が人らしさ測る姿見
4
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つばす
蓮の池白鷺舞い降り風景が モネから光琳へと一変す
4
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うすべに
夕暮れに葉桜を打つ雨の音 耳をすませて待つほととぎす
7
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び わ
妻手術成功したと知らされる神様感謝医者医術にも
6
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名鈴
咲き初めし 香る橘 濡らすまじ 花も実も皆 君に捧げむ
13
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うすべに
ふるさとを失くした人の群れに似て 枯れ木にからむ藤波ゆれる
8
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恣翁
主変はり 顧みられぬ庭にあり 心のままに咲く藤ぞよき
18
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滝川昌之
草抜きをした翌朝の爪の間にドクダミの香が恨みのごとく
16
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横井 信
瑠璃色のひかりに出会う曲がり角香り楽しむ初夏の風
14
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舞
僕の名とあの野の花の花の名は記憶の隅にまだあるだろか
7
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河のほとり
夕月夜かすむあはれも許さじと花なき峰にすさむ山風
11
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うすべに
春おくる月添う松にからみつく 恋する藤のこぼれる吐息
9
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艸介
音も無く散る春色を惜しむれど 写し叶わぬ 時の流れは
5
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葛城
雨に陽にただ默々とタチアオイ花蕾さへ附け丈伸ばしゆく
15
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河のほとり
夕されば春風すさぶ青柳のいとど乱れて君をこそ思へ
11
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千映2
ほころびを繕いし糸切る鋏母の温もりいっしょに握る
10
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師崎
じゃあこれは春雨ですか、とめどなく目元濡らしてあふれる粒は
9
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萱斎院
春はゆきとふ人もなきわが庭に 散りぬる花をはらはでぞ見る
9
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へし切
細れ波立つる川辺に釣り人の 時はのたりと春は暮れゆく
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