御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
ななかまど
かえがたき色がこの世にあることを艶を含みて牡丹の紅は
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千葉 甫
動くとも見えず閉ざしている雲に時には陽ざしの滲み出てくる
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さいおん
不逢 此日渡 月渡 相見今 凪渡可聞
11
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ななかまど
窓染める桜のみどり濃くなりて椅子に馴染めば夏近づけり
11
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蔓葵
昔こそむなしき舟を結びしか今は嬉しきつなかけの松
13
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灰色猫
ペン先に住んでいるのは理性だと信じていたけど恋だったのか
16
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蔓葵
わが恋はうの花かげにしのぶにもたへぬ思ひのやまほととぎす
12
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舞
ひと夜ごと思い出愛でていつの夜か環りて終えて深き眠りに
10
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うすべに
遠い日の花かんむりにひとりごと 見えない四つ葉おにさんこちら
8
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周荘
名も知らぬ花をひとひら見つけたり言の葉かけて小さく揺れる
3
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只野ハル
夏立つ日季節外れの雪降らすひとり遊びの夢見る小鳥
7
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舞
誰がために残る桜か山桜誇ること無く見せんともせず
9
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河のほとり
めぐり会ふ命うれしき春の世をのどかに照らす清き日のかげ
6
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河のほとり
さらでだに寝られぬ夜半のさびしさをいかにせよとか月のくまなき
10
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名鈴
咲き初めば 日次ぎ開くる 長春花 日毎恋する 我に似るかな
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名鈴
あやめより 五色の風ぞ 吹き渡る 掛けし薬玉 家清めけり
10
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萱斎院
ゆく春を惜しむ雨ふる山ぢさの たむる涙とあひ散るぞうき
8
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蔓葵
わが身世にふる川のべのちぎりさへ結びもあへぬふたもとの杉
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周荘
うきの世の異客の愁い絶ち難し郷を望めどいまだかえれず
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河のほとり
夏山の青き梢を渡る風そよや此処にぞ昔遊びし
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