滝川昌之のお気に入りの歌一覧
藤久崇
望月に 光の風の そよ吹かば み花と愛でむ あらたまの年
12
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KEN
咲く梅の 笑みのまことを 試すかも 冷たき霙 山野邊に降る
14
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Chico
( 人類ハ未ダ幼シ ) はらひらと 文字 舞ひ上ぐる 春一番
9
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Chico
書きかけの ふみ 舞ひあげて 春一番
6
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可不可
生年が型落した日 でもほら ニキビひとつ無い付加価値
5
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詠み人知らず
山麓の藪に鳴き交ふ鶯の清かにゆかし春は滿ちくる
10
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煩悩
まだあたたかい国を拒んだひたむきな孤独な亀の墓碑を建てよう
5
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幸子
胸底に沈殿してた悲しみが花に抱かれこみあげてくる
17
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聴雨
咲き初めし花をたづねて吹く風の馥郁として遍くわたる
15
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詠み人知らず
春告鳥やうやくこころさだまりぬ運命(さだめ)のままと心に聞かす
4
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詠み人知らず
眞青なる空に乾杯白木蓮 眞白きこころ天に獻じる
7
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舞
校庭に子供らの声戻り来る弥生つごもり北国の春
9
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神田央子
外道とか卑劣な人には縁無きと思ひし間違ひ身近に居たり
4
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神田央子
難病の豫兆であるとつゆ知らず仕事難きに抗ひし日々
4
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神田央子
疎まれる餘生になるとは豫想せず多分望まれ生まれしものを
5
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夕夏
わがむらもさほどいなかじゃないけれどひとはへりゆくしごとばえらび
7
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へし切
老いぬれば 散るを惜しまぬ命かな 花はさくら樹 人は武士
22
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横井 信
北風に舞う花びらを追いかけた一歩は遠く春を見送る
17
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幸子
たそがれの黄金の光と鐘の音が波紋となって満ち満ちてゆく
18
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可不可
神籤と似てゐますが外れても 枝に結んでチャラに出来ない
7
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