さいおんのお気に入りの歌一覧
名鈴
御酒を召す 君に添ひては その息に 酔ひたる心地して身は火照る
12
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葛城
春寒く日陰に殘る雪塊に冬將軍の殘兵をみる
9
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河のほとり
深山路の花をつつめる霞にもへだつる心ありてやは行く
13
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河のほとり
難波潟つのぐむ葦のひとよだにちぎりし春を思ひ出でなむ
14
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名鈴
はる氷 すでに溶けぬる 池面に 落ちては消ゆる 余寒の淡雪
9
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滝川昌之
地の何を掃おうとして吹く風よ砂塵に霞む嘆きの春は
17
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卓
山嵐 雄叫びに似た音なれど雲は流れて星瞬きぬ
3
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葛城
久方の日差しは滿つる中庭の雪降る今朝は竦む蒲公英
15
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舞
降る雪の間にまにあそぶ妖精の遊び足りぬとまた冬をよぶ
12
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名鈴
雲雀東風 空より枝に 吹き下ろし 芽を残り無く 萌えさせ渡る
18
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葛城
暮れ遲く明け早くなる春の日の 躊躇ひ移る時長閑なり
15
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蔓葵
春の戸をあけしばかりにほのぼのと風に知られて匂ふ梅が枝
15
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波端
波の音遠く聞こゆる廢園に枇杷の木のあり花の咲きたる
10
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へし切
雨あがる 見あげば空に虹の立つ こころの空も晴れわたるかな
12
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草木藍
可憐なる花の愛おし焼き菓子は食するものや眺めるものや
5
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ななかまど
如月に春とおもえる日のあらば地震に乱れし心癒さん
12
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草木藍
立ち枯れのすすきの根元ふと見れば青き葉ありて春を知らせる
10
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つばす
春思う暖かき日に蝶が飛ぶ 寒もどればお前は何処へ
5
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へし切
だんだんと うしろ姿の父に似る 切なくもあり愛しくもある
12
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名鈴
花に舞ふ 胡蝶の夢の 戯れと 忘れにけるか 夜の明けぬれば
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