横井 信のお気に入りの歌一覧
萱斎院
あけぼのの露にやどれるやまぎはのほのあかき空をながめつるかな
9
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詠み人知らず
染みて書く 手応えのない 独り言 夢に散る花 枯れねは心
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詠み人知らず
離れるも また浸かりたい ぬるま湯に 疲れし心 癒す極楽
5
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寄り道
何もないそう言いながらあるじゃんね愛さえあればいいんだよなあ
5
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滝川昌之
歪でも海苔がパリパリしなくてもおにぎりは家のお手製がいい
20
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うすべに
つわぶきの花をめぐって蝶二匹 恋の季節のきいろいダンス
13
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ななかまど
呼びもせぬカメムシ窓に張りついて悩ましきかな冬来るまでは
17
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千葉 甫
伸びている飛行機雲のふやけつつ次第に帯びる夕映えの色
8
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睡密堂
他愛ない話で笑いあううちに鎮火していく些細な怒り
11
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こぐまじゅんこ
やりたいことどんどんやっていかなくちゃあと二年たてば還暦だもん
7
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へし切
秋ならぬ夏日を思わす陽射しにも 朝夕寒し冬隣りかな
14
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凌霄花
見渡せば錦濃淡広ごれる吉備の平野は秋急ぎ足
16
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なりあきら
秋の夜を ただいたずらに 起き明かす 窓に滴る 露を見つつも
6
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こぐまじゅんこ
おいしいとさっちゃん足を上下するトントンはずんでごはん完食
7
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音蔵 雅秀
雲もなく 陽の燦々と 降り注ぐ 冬入る前の 安らぎの時
9
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音蔵 雅秀
雷魚釣れ 引き込まれむとし 竿離す 幼き頃に 時の逆巻く
6
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茂作
立ちかへりまた來ん時もあるものか つくづく見なん隱岐の島影
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舞
駅横のビジホの部屋の独り酒もの思わせる鉄路鳴る音
8
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び わ
準優勝囲碁サークルで受賞する無心の結果楽しみながら
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夕夏
わいわいとせんしょくたいがどうだとかわいのこだけどあなたいがいも
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