さいおんのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夢も見ず 二人して寝て 今起きた 日頃の疲れ 埋めるかの様に
7
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蔓葵
匂ふよりはなのしぐれぞまさりける春風とぢよ四方の関守
13
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名鈴
敷き栲の 枕片去る 床のうち 梅の香りも 君居ればこそ
14
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水無月
梅が香に蜂も小鳥も誘われていよよ賑わふ春よ弥栄
7
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葛城
蛹にて恨み語るか蝶の身の御殿女中に姿似たれば
8
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波端
獨り遠く去らば夕日訪ひ 白く蓮が形と見ゆ西の方
6
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波端
鷹の死に弓取り流す血は黑し ひと日冬薔薇咲くほとり訪ひ
11
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葛城
夕されば西空はるか浮世繪の色を寫して燃え渡りける
9
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KEN
東風吹ゐて 光蒔けども つくも神 種の蒔かれぬ 畑に錆びし
11
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灰色猫
この店に青い地球の夢を見る眠り薬は置いていますか
17
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河のほとり
ほのぼのと霞む島わに明けそめて波の花こすやへのしほ風
9
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名鈴
御酒を召す 君に添ひては その息に 酔ひたる心地して身は火照る
12
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葛城
春寒く日陰に殘る雪塊に冬將軍の殘兵をみる
9
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河のほとり
深山路の花をつつめる霞にもへだつる心ありてやは行く
13
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河のほとり
難波潟つのぐむ葦のひとよだにちぎりし春を思ひ出でなむ
14
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名鈴
はる氷 すでに溶けぬる 池面に 落ちては消ゆる 余寒の淡雪
9
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滝川昌之
地の何を掃おうとして吹く風よ砂塵に霞む嘆きの春は
17
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卓
山嵐 雄叫びに似た音なれど雲は流れて星瞬きぬ
3
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葛城
久方の日差しは滿つる中庭の雪降る今朝は竦む蒲公英
15
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舞
降る雪の間にまにあそぶ妖精の遊び足りぬとまた冬をよぶ
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