詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
天災に苦しめられてこの国も雁字搦めで行き場失う
12
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KEN
雨霧に烟る木隱れつるばみのにほひも失せて鳴く鳥も無く
15
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幸子
微笑みの光の中に切なさの涙を放ち回る三拍子
13
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秋日好
何しても二流であるとの思いだけ抱えて齢を重ねて生きる
26
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もみじ☆彡
由比ガ浜波に曳かれて夏は往く見送る君に寄り添う日暮れ
15
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ひよこ豆
風の吹きもぐらを避ける風車畑にポツンと周り続ける
14
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KEN
ふたつみつ茜を搖らす雨の音秋の川邊うたたねの後
17
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舞
おろかなる歩みであったと顧みる夜の静寂に時刻む音
14
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しずく☆・.…。
残すべき 何かを残し 変わりゆく モダンな街は 行き交う人も
23
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石川順一
ペチュニアがまだ咲いて居る次々と白を継続させる意思力
18
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コタロー
花の香の誘ゐに群れし熊蜂の中に秋蝶ひとつ密吸ふ
16
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横井 信
路地裏を曲がれば駅の屋根の上 月を見つけて緩める歩み
21
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コタロー
農夫等の草刈る音は彼方より間近の草むら聞ゆ蟲の音
10
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しずく☆・.…。
まるちゃんと しんのすけだけは いつまでも 子供のままを 見ていたかった
17
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横井 信
満月の空を横切る飛行機のライトが一つ静かに流れ
12
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横井 信
蝉はゆき風に吹かれて涼しげに木陰で眠るニ匹の子猫
12
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灰色猫
目が覚めて病連れ添ふまた一日時は移ろふ心移ろふ
25
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灰色猫
淡海を山を愛した亡き父が旅した自然は今日も生きてる
28
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滝川昌之
事故現場つげない酒を手向ければ友と見立てる徒雲(あだぐも)が逝く
17
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バロンマン
じゃあまたね!昭和の街の人の輪に還って行ったちびまる子ちゃん
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