KENのお気に入りの歌一覧
ななかまど
誰でもが弾けるピアノに座す人はショパンの詩に憧れおらん
8
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へし切
法師蝉はや鳴き止みて 世の中は 朝な夕なに秋深みゆく
18
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朝比奈
紅葉せぬ秋の初めの夕時雨そぼ降る山に鹿は目覺めむ
16
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うすべに
秋の雨 こぼれた萩の紫に 夜を待つのか憩うこおろぎ
10
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恣翁
秋の日の はや傾ぶくを 尋ね居る我が師の墓標 見つからざらめや
17
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Proverbe
あざなへる繩の如くや 夕べ泣く あしたを笑ふ驕りあひなし
18
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横井 信
朝露に湿気った草を踏み分けて大地のかおる駅までの道
17
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へし切
政策を語らふ人を選る票は 今はなくとも 次の総選挙
7
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ななかまど
珈琲を飲み終え席を立ち難きサラブレッドの血統の先
12
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名鈴
御執らしの 蝙蝠扇ぞ 幸ひよ 檜橋も房も 無きに愛でらる
13
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音弥
続けてた早朝ジョギング不覚にも寝坊で途切らすこの愚か者
12
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ひげじぃ
有明の褥に残る君が香に鈴虫りりとちいさく鳴けり
13
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滝川昌之
ジェット機に五色の輪など描かせて実況したいような秋空
14
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茂作
墓參りみんみん蝉のひとり鳴き 隣家の半坪更地に變はる
16
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うすべに
校庭に長い影描く夕照に ふいに華やぐ秋のひまわり
11
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横井 信
秋めいたひと雨去った空の色 リズムの違う休日ダイヤ
10
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音弥
教室の全てにワイファイ完備さるギガスクールは画期的かな
11
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へし切
命にもまさりて惜しくある君に逢ふはかなはぬ秋彼岸かな
16
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滝川昌之
「見たこともない葡萄でしょ」墓石にシャインマスカットなどを供えて
19
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朝比奈
むばたまの夜の明け行けばまず声を上げる鴉のなどけたたまし
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