五穀米のお気に入りの歌一覧
桜園
梅雨明けのむしあつき風運びくる實りはじめし稻の匂ひよ
24
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詠み人知らず
盗古歌よなそっくりさん移ろひは人恋ふこころもライトバースに
7
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敷島ヤマト
ブランコを降りたときから青空に手が届くって、忘れてしまう
9
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恣翁
空と水 悠々たるに 舟出せば 蝉鳴くほどに 幽玄の増す
18
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桜園
美しさ見る間もなく大輪の芙蓉ひと日で雨に散り行く
8
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俊昭
人の世の孤独に在りて絵団扇を振れば漂ふ祖母の香よ
16
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紫苑
一歩づつかたへに寄らむ恍惚のまなこをピグマリオンと名づく
5
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光源氏
からみつく闇の魔王を打ちやれど夢うつつとは定めかねつる
8
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光源氏
君は今何を見やりて憂ふるや心にふれし風をへだてて
15
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風蘭
洗われた時の流れにシーグラス今日のひかりを淡く透かして
23
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光源氏
いざ汝や花の色香に酔ひしれて憩へや憩へ夜が來るまで
7
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光源氏
いつまでも何を悩むやほととぎすこの世の酒はほどよきものを
8
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紫草
操らるあなたの嘘は美しく蝶の鱗粉オパールの色
16
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市川ありさ
また雨が降り出しましてデリバリーピザ宅配店多忙きわまる
3
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詠み人知らず
はし鷹の目にもあやしき迷宮は希死念慮の華に埋もれて
14
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桜園
睡蓮のひときは高き黄の一つ紅き白き中ひかり輝く
13
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恣翁
長き脚で 体支ふる盲蜘蛛 ロボットのごと 揺れ歩きたり
19
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詠み人知らず
人も世もよくよくむなしきものならむ虚に従ふ吾をこそ見れ
8
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詠み人知らず
ここからは彼方に見えるあの場所も 「止まる」を「少なく」歩けば届く
18
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紫苑
流れ星ひとつ降る夜は亡き魂の遺れる子らを訪ひ来たるらし
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