ひげじぃのお気に入りの歌一覧
へし切
夜の闇に眠るを知らず プラントの 息衝く灯火 暮らしの明かり
24
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ぜんまい時計
閉め切れど風の唸りにペラペラと 火の用心の札笑ひおり
7
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横井 信
雪雲をそっと運んだ北風をじっと見つめて飛ぶ冬の鳥
12
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朝比奈
夜をこめて降り継ぐものか風に舞う霏々たる雪の静かなる暮れ
13
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茂作
大和川上る異國の教へには 臣を惑はす毒を含めり
16
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KEN
冷たくも 心あるかは 降る雪に 枯れ行く花に 單衣を着せぬ
11
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舞
天体の球のたわみの地平へと夕陽は遠く十勝雪原
17
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紫草
魚撫ずるように指もてほのぼのときみの背骨に触れる夜あり
15
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葛城
白々と明ける狭庭の面より積りし雪の仄明かり射す
19
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滝川昌之
この年の答え合わせをするように次の手帳に写すあれこれ
16
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へし切
聖なる夜 ひとり祝うか コンビニのショートケーキに ユーミンの歌
17
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KEN
夜一夜に 荒び疲れて 雲鬱ぐ朝 もづ共に 負けじと騷ぐ 童らの聲
12
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横井 信
あぜ道を夕陽に向かい歩いてく風に負けない子犬のしっぽ
13
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茂作
能登の海冬ぞ寂しさまさりける 時雨に混じる鳶の寒聲
19
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音弥
駈け廻るサンタクロースしまいには疲弊のトナカイせなに背負いて
17
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名鈴
来る季を 共に過ぐすと 契りしに 別るる冬ぞ 心凄しき
18
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舞
ぬばたまの 乱れて堕る くろかみを かきあげさらす 染まるかんばせ
7
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恣翁
食卓に並びし皿ぞ光りける 水に映りし月のごとくに
13
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茂作
枕元 そつと教へる弟に サンタの正體 二人の祕密
16
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音弥
浴室に柑橘の匂い立ち込めて柚子は主役と湯船で色めく
15
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