葛城のお気に入りの歌一覧
橘
好天の秋の紅葉はどこへやら初冬の雨の寒々と降る
20
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名鈴
紅葉にも 照られぬ君の 面持ちの 秘むる下思ひ 今ぞ知りぬる
18
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へし切
侘びしきは 秋の夕暮れ 恋ひ別れ 女はつらい 男はつらい
17
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朝比奈
鈍色の雲のあわいに見え隠れ冬の星座と初顔合わせ
13
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音弥
太公望ハチに襲われ飛び込みし河で魚に食われ昇天
8
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名鈴
草枕 紐を結びし 旅の君 ひたすら斎ひ 験を待たむ
14
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へし切
十一月の 今日は冬立つ日にならむ 朝に露おく庭の石蕗
21
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茂作
畑仕事カラス三つ四つ二つなど 鳴きて歸れる秋の夕暮れ
16
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朝比奈
彼方のビルの姿も濃き霧の中に翳りて冬立ちぬ朝
19
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舞
ふるさとの深山に立てる草木の慰霊の塔に秋は果てつつ
11
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名鈴
疎まるる 身と憚りし 大藤に 忝くも 慈しまれぬ
10
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ryotak
百の首や、古きことばを偲ぶには、なほあまりある宝なりけり
18
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名鈴
祈れども 終に吹かざる 科戸風 今今返せ 我が背を我に
11
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ひげじぃ
平穏の策なからむか鈴も羽も同士とあらば和すを願へり
16
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名鈴
理なる さがの辛さに 我が胸は うち潰るとも 君をし護る
9
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音弥
虚構でも他人事でもえらいことメントスコーラ並みのテンション
13
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名鈴
身を捨てて 一の大事の 成るならば 従はぬ報い 畏みて受く
8
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朝比奈
ジオラマのアオキヌゴケに霧わたり秋の里山色づきにけり
14
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へし切
空高く 山は紅葉に水鏡 錦に映ゆる冬近し頃
18
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へし切
恋しくて あはで過ぐ日のあらなくに 夜毎かよひて 思ひ寝に寝む
17
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