ふじこのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
俄かにや艷めく禿のくちびるのややに開けばのぞく舌先
20
もっと見る
inosann
木枯らしが「ヒュー」と心をすり抜けて故郷の気配を残して行きし
21
もっと見る
へし切
いたずらな風に戯れ山茶花の花弁ひとつまたひとつ散る
29
もっと見る
萱斎院
夢にさへ流すなみだに寝ざめれば 時雨とまがふもみぢふる音
9
もっと見る
秋日好
たまさかに堪えても断てぬ眺むれば沈めた心呼び戻しつる
16
もっと見る
詠み人知らず
流れ逝きし命に詫ぶる風車 思ひ渡してカラカラ廻れり
18
もっと見る
灰色猫
どれだけの涙を越えてきたんでしょうとても気高いあなたの瞳
21
もっと見る
灰色猫
グラスへと月の灯りを満たしゆく甘い香りの金色の海
17
もっと見る
夢士
霜月や夕陽沈みて落葉踏む急ぐ家路に北風小僧
21
もっと見る
元親兄貴
吐き捨てた言葉なんかはどうでもいいそれより響いた言葉を聞かせて
10
もっと見る
秋日好
鳴る南風の足に絡まる磯の夢見ては郷里 親 来し方思う
21
もっと見る
新座の迷い人
立冬で 寒さ身にしむ この頃は 紅葉濃くなり 寒き夕暮
10
もっと見る
藍子
行く秋に別れを告げる紅葉の鮮やか赤目に焼き付ける
14
もっと見る
角谷守
哀しみも怒りも全部束ねられまとめサイトの山河に消える
7
もっと見る
とはと
鈴鳴きに包み脈々行間の色を紡いで秋の灯明
8
もっと見る
舞
朝焼けの今日は良きことあるようなそんな気させる明ける青空
14
もっと見る
詠み人知らず
名にし負ふ猫の眼よりも七彩に喉鳴らすたび溢れる御歌
6
もっと見る
秋日好
ノックオン前に落としちゃだめだよね押し倒すのはいいのだけれど
15
もっと見る
吉野 鮎
優しげにさはりゆく先たちまちに豹變雌猫ながき陰爪
15
もっと見る
林林
時は経ち花梨の季節となりましたはちみつに漬け喉のおくすり
24
もっと見る
[1]
<<
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
>>
[39]