珠海のお気に入りの歌一覧
野々花
埋められぬ日記の頁に挟み込む昨日拾ったもみじ葉二枚
13
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灰色猫
春風を あなたの墓前に 供えます 冬を越せずに 逝ったあなたへ
28
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村上 喬
繰り返す 波間ただよい僕たちは果てない朝に魚となりぬ
23
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へし切
煌々と冬の夜空の月の如ふわりと浮かぶ飛行船かな
21
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篠崎塔子
もう二度と 逢えない人に 逢いたくて 月滲む夜 物言わぬ風
11
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篠崎塔子
時だけが 癒していくと 言うのなら のたうち回れ 枯れ果てるまで
6
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コーヤ
鮮やかな楓の影が陽だまりに彩にささやく 白糸の滝
15
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本能寺
きみの言う いつかまたって 果てしなく 何万光年 先のことなの
18
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富鴨
秋空を蒼い煙でかき消して君の背中にまた、明日まで
9
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舞
時経るも記憶の雨に佇つ君の秘す幻の色は鮮やか
16
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右島絵莉
雨の降る 山の向かうを 見つめては 灰色の端に 君は泣くらん
7
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柏木 月
藍けむり夜明けの空が響くとき初冬の寒さ身に染みてなり
4
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柏木 月
夢よ咲けおそるるなかれ我が希望想うがままに道を歩けよ
4
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雨音日和
悲しくて見上げた空に雲。 あれは君の涙でできているのだ
3
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裕二
「がんばって」「頑張って」だけで動いてた足がふっつり止まったあの日
6
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金魚藻
小菊咲く庭の外れに朝落ちた雨粒がまだひとつ残れり
5
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らぷみ
待ち合わせ、また数時間後別れゆく 境界線のような改札
9
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らぷみ
コーヒーをうんとやさしく淹れた日にあなたが来ればいいと祈った
6
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野々花
珈琲の冷めた事さえ気付かずに静かな朝の雨を見ていた
17
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うめ
平行に並ぶ線路もそのうちに別の場所へと別れてしまう
6
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